乾燥野菜ラボ /第83研究室/見習い研究生

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味覚を研ぎ澄まし美味しさを楽しむ野菜を上手に活用しましょう!(甘味編)

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味覚とは

味覚は、奥が深く細分化すればより多くの種類があるのですが

基本は5味といわれる

(甘味、酸味、苦味、苦味、旨味)

 

今回は、野菜の甘みについて考えてみようと思います。

 

甘味といえば

ケーキやアンパンや果物など、砂糖や果糖、また人工的な甘味料などが

あります。

 

ただ甘味を取りすぎると太る原因である糖質の過剰摂取ににあります。

ダイエットする時に糖質制限などされる方も多いと思います。

 

人間は、ブドウ糖と酸素を反応させる事で人間のエネルギー源として

糖質は必須ですが、過剰に糖質を取りすぎると、体内で消費しきれなかった

ブドウ糖が余ってしまい結果太る原因になるのです。

 

甘味も質をしっかり考えうまく付き合う事が重要だと思います。

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実は、野菜も本来は甘いと知ってますか?

 

野菜は成長過程で光合成をおこない、その過程でショ糖を作り出し

成長には欠かせないエネルギー源として蓄えているので、収穫直後は

生でも甘く皆さん一応に驚きを与えます。

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私も、知り合いの生産者から収穫直後のゴボウやナスビを頂きますが

まずは、生で食べさせて頂きます!!

 

でも、店頭で購入し家で食べる時には思った以上に甘くない事に気づきます。

なんで甘みが落ちるのか、、、、

 

それは収穫直後から生育活動が停止してしまう為で野菜内部にため

込んでいたエネルギー源であるショ糖を消費してしまうため

だんだんと、野菜本来の甘みが失われていく、、、、、!

 

つまりは、鮮度が落ちれば落ちる程、甘味を失っている事になります。

農産物直売所や泥付き、産直などで購入して、すぐ洗って生でかじってみる

冷蔵庫でしばらく眠っていた野菜と比較してみると面白いとおもいます!

 

お店で購入する時も鮮度のバロメーターとして参考にしてみるのもいいですね!

 

野菜を温めると甘くなる

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 野菜によって玉ねぎや人参、キャベツなど、熱を通すと甘くなります。

元々含有していた繊維細胞内に含まれていた甘み成分が熱を通すことで

更に辛味や酸味などがとび甘味が優位性を持ち甘くなります。

 

甘いものを食べたい時は、野菜を上手く調理いて甘みを引き出して

食べる事も、おすすめですね!

 

また甘味をとりながら、それぞれの野菜の持つ食物繊維やポリフェ

ノール、抗酸化作用や免疫力向上などの効果も、同時に得る事も

できるので、甘みを欲するなら、熱を通した調理法で食べる事を

おすすめします。

 

まとめ

甘味は、人に幸福感を与える魔法の味覚だと思います。

しかし、摂取しすぎると太るし病気になるし体のを蝕む原因にもなる

魔性の味、、だと思います。

 

野菜も万能ではないし、いくら甘くなるといって甘味の質もあると思います。

甘辛いや甘酸っぱいや激甘など、また体に良いからと馬鹿みたいに食べると、

それはそれで食べた量分だけは体に残ると思いますが、上手く日常をコント

ロールし、1日の適量で甘味を楽しんで頂けると幸せだと思います!!

 

 

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