乾燥野菜はこんなに便利!非常食にも長期保存、軽量、栄養価、使いたい時使いたい分だけ
乾燥野菜ってこんなに便利
乾燥野菜って使ってますか!
切干大根とか、干ししいたけ、干し芋とかは1度は使った事があるかもしれません!
野菜を乾燥させる事でこんなにも多くのメリットがあります。
こんなに使える乾燥野菜を深堀していきます!
目次
1.こんなに濃縮!(※乾味屋実験データーから抜粋)フルドライ
野菜名-----サイズ目安-----乾燥前→乾燥後-----濃縮比
大根-----大サイズ1本-----1.5k→100g-----1/15
人参-----1本Lサイズ-----200g→28g-----1/7
キャベツ-----1玉-----1k→65g-----1/15
玉ねぎ-----1玉-----200g→25g-----1/8
ごぼう-----1本-----250g→50g-----1/5
ミニトマト-----1玉-----20g→2g-----1/10
長ネギ-----1束-----130g→13g-----1/10
白菜-----1玉-----2k→130g-----1/15
ホウレン草-----1束-----200g→10g-----1/20
小松菜-----1束-----200g→10g----- 1/20
かぼちゃ-----1玉-----1.2k→300g-----1/4
レタス-----1玉-----300g→25g-----1/12
ナスビ-----1本-----80g→4g-----1/18
椎茸-----1本-----15g→2.5g-----1/6
根菜類は、歩留まりがいいが葉物野菜は乾燥させるとかなり軽くなる事が
わかります。かなり軽くなるのは大きいですね!
買い物で、大根1本、玉葱3玉、人参3本、キャベツ1玉買って4キロ近く
筋トレかよってなりますね!高齢者や妊婦さんにはかなり辛いですよ!
それが乾燥させる事で、約330グラム
4キロが330gですよ!
如何に、水分を多く含んでいるかですよね!
登山などアウトドアシーンでも、如何に軽く食材を持っていくか
考えると乾燥野菜は活躍しそうですね!キャンプでカレーとか
最高じゃないですか!
2.保存性能
化石発見!!冷蔵庫で見たことありませんか!しなしなの人参さんや
賞味期限が2桁オーバーなど!熟成させてるのって腐りかけがうまいとか
言われるとそれまでですが、そんなサバイバルな暮らしは嫌ですよね!
また野菜によっては、冷やしすぎてもダメ、常温保存、冷暗室、冷蔵庫、
野菜室、新聞にくるんでれば大丈夫など、あああああっ無理!ってなりますよね!
水分と空気、菌が野菜を劣化腐敗させる
水分率15%以上あると、劣化を早めるといわれています。青果では、ほぼ全ての
野菜は収穫から劣化と腐敗に向かている事になります。
傷などがある場合はより劣化速度が増しますので注意が必要です。
野菜そのものの防衛本能にも限界がありますので、一番は収穫した野菜を
すぐ食べる事がいいですが、、、!難しいですよね!
3.野菜が食卓に届くまで
1収穫(収穫、洗浄、選別、軽量、箱詰め、市場出荷)当日~1日
2市場(セリ、店舗発送九州~東日本まで1日は要する)
3店舗(納品、陳列、お客様購入)当日~2日以内
4食卓 2日~3日は要して食卓へ
最近では道の駅を始め、朝採れ野菜を販売している所も増えてきてはいますが
産地に近くなければ、どこでもドアでもない限りそもそも無理な話ですね!
4.腐敗、劣化する事は、そもそも当たり前
生きている限り、種を残すために腐敗して種を成長させたり、芽をだして
次の世代へ成長させるためには当たり前の反応ですね。
むしろ、生命力あふれる野菜を食す事が幸せだと思います。
しかしながら、人間の事本的な3大欲求の一つ食欲 その他(性欲・睡眠欲)
季節はずれの野菜を食べたくなったり、できるだけ形のいい野菜を食べたい
色がきれいな野菜を食べたい、楽して食べたい、などなど
1例としてはカット野菜などは、手軽で便利だと市場は伸びていますが、
本来はカットすると著しく劣化を早めます。
それを防ぐために次亜塩素酸ナトリウムで変色防止、殺菌消毒などが
(国の基準を満たした合法ですが)そういう過程を踏んで販売されています。
生産者に近い立場としては、虫も食わない野菜を食べる事に抵抗を感じますが
それが現状です。私は、カット野菜は食べません!!
できる限り、自然に近い状態で旬の野菜を頂く事が1番いいと思います。
5.乾燥野菜という選択肢
生産技術も日々進化しており、ハウス栽培や水耕栽培、冷凍保存
品種改良などで、1年を通して手に入らない野菜はない位です。
真冬の時期でもスイカ売ってますからね!!
ただ、自然の摂理で夏には夏野菜を、秋には秋の味覚、など
旬の時期が1番美味しいと思います。
でも、、、食べたいですよね!旬の野菜!
そこで選択しの一つが乾燥野菜ですね!
乾燥野菜は、水分を15%以下でまで乾燥させる事で腐敗と劣化を
超大幅に遅らせる事ができます。
乾燥野菜を作る時には、旬の1番おいしい時期に
朝収穫された新鮮な野菜を、その日のうちに水分を飛ばす事で
鮮度がいい状態の野菜を長期間とどめておく事ができます。
デメリットとしては乾燥したものは戻さないとなので、失った水分を
戻す手間が必要です。また、野菜の種類によっては青果と100%全く
同じ状態には戻すのは難しいですが再現性は高いと感じます。
今は自然乾燥の他に熱風乾燥をはじめフリーズドライなど乾燥技術
もあがってます。
乾燥方法で食感や湯戻し時間、栄養価なども変わりますので
色々と試して頂き是非、乾燥野菜をおススメします。
野菜スープやお味噌汁にいれてご利用できます。
野菜不足解消にいかがでしょうか?